-P7- 120 2008.1.
社団法人 富山県鍼灸マッサージ師会 発行
〒930-0009 富山市神通町1丁目2の6
TEL 076-441-8986 FAX 076-441-7878
編集者 広報部長 林 博司

社団法人日本鍼灸師会
会長 相馬悦孝
この度、社団法人富山県鍼灸マッサージ師会が創立60周年を迎えられ、ここに祝賀行事が執り行われますことに、心からお慶び申し上げます。
貴師会は創立以来、会員の皆様また関係する多くの方々の努力によって、今日の充実した師会へと発展を遂げられました。そして、県民の健康回復に、維持、予防にと大きく貢献されてこられましたことに、深く敬意を表します。
とりわけ、全国に先駆け一足早く健康保険の取扱いに取り組んだのが富山県であったということは、先人の先見性とたぐいまれな指導力と組織の結束力によるものと尊敬の念さえ覚えます。その健康保険取扱いは、いま全国の師会に広まっています。取扱い条件の緩和運動もこの数年には着実な効果を表し、期間回数制限の撤廃に成功し、留意事項の発出も実現しました。今後とも、国民のために鍼灸治療に掛かり易い環境作りに、なお一層努めなければなりません。
昭和46年、鍼灸の世界に大きな転機が訪れました。中国からの鍼麻酔報道です。日本でも追試が行われ、間違いのないことが証明されると、医師の世界でも一気に鍼灸の見方が変わりました。国民の間にも、マスコミを通して大きな関心を呼び込みました。あれから36年、最近では鍼灸施術の同意書に理解を示してくれる医師が随分と増えました。国民の間でもボランティア活動や会員一人ひとりの努力によって、鍼灸施術を受けたいという方が増えています。
鍼灸、鍼灸師の未来については鍼灸師の置かれている立場から考えても中々推し量れるものではありません。しかし、こう在りたい、こうでなければ、という未来像を描き努力することは極めて大事なことです。いま私は、次のことを念頭において努力しています。
・鍼灸施術を、国民の医療としてしっかり定着させること。
言い換えれば、鍼灸施術がいつでも、どこでも安心して受けられるようにすること。
・鍼灸師の、医療制度の中での位置付けを確かなものにすること。
結びに、この60周年を一つのステップとして、貴会のさらなるご発展と会員皆様の益々のご健勝とご活躍を祈念し、お祝いの言葉といたします。
平成19年9月2日
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